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2024.07.02

『この世界は不完全すぎる』第1話~第3話先行上映会レポート到着!

講談社公式マンガアプリ&WEB「コミックDAYS」にて絶賛連載中の『この世界は不完全すぎる』。本作を原作としたTVアニメが2024年7月5日(金)よりアニメイズムB2にてTV放送、ABEMAにて独占見放題配信・見逃し無料放送開始。TV放送に先駆け、先行上映会&キャストトークショーが、2024年6月22日(土)に新宿ピカデリーにて開催された。第1話~第3話の上映後のトークショーにはハガ役の石川界人さん、ニコラ役の矢野妃菜喜さん、馬引 圭監督、さらにサプライズゲストとしてアマノ役の川島零士さんが登壇し、それぞれのおすすめシーンや制作のこだわりなどが語られ、ファンには堪らないトークが繰り広げられた。

上映後大きな拍手に迎えられて石川さん、矢野さん、馬引監督が登壇。ゲスト一同やっとネタバレができると安堵の表情を見せると、矢野さんは「もしかしたら今年の『AnimeJapan 2024』で(本作のネタバレを)言ってしまったかもしれない」と、うっかりネタバレをしかけたエピソードを語り、この作品のネタバレが重要になってくることが明かされた。

まず初めにお気に入りのシーンについて聞かれた石川さんは、「ニコラが本当に可愛いです。ひたむきな努力家でもあり、自分の夢のためにハガを信じてついていこうとしているところに胸を打たれます」と熱くコメント。そんなニコラを演じる矢野さんは、ニコラがハガにお供させてくださいと頼むシーンを挙げ、「目をキラキラさせて頼んだ後の表情に切なさもあってすごく好きです」と話した。ニコラのキャスティングについて馬引監督は「矢野さんはオーディションの時点でニコラのフレッシュさ、純朴さを理解して頂いていたので、矢野さんしかいないと思いました」と太鼓判を押した。一方で石川さんのキャスティングについて「ビビっと来たので」と回答すると、石川さんは「一番嬉しい答えですね」と笑顔に。さらに馬引監督が「ハガの後に<石川界人>の文字を書いたときにしっくりきたので」と言うと「字面ですか!?」とツッコミ、「これは親に感謝ですね」と話して笑いを誘った。

続いて、ハガというキャラクターについて、石川さんは「皆さんにどう受け止めてもらえるか非常に気になるキャラクター」と前置きしつつ、「仕事が生きがいになっているワーカーホリックに見えますが、他者に対して心を痛める人間らしさも持ち合わせていて、そのバランスを大切にしながら演じています」と語った。矢野さんは「優しくて真面目ですが内気な性格で、大きな身体で『ワーッ!』と驚いたりもするギャップに親しみやすさがあると思います」とコメント。馬引監督は「ハガちゃんは…」とキャラクター愛を感じさせる呼び方をしつつ、「チート能力を持っているのにあえて使わずに機転と工夫を凝らして困難を乗り越えていくところが、派手ではありませんが昨今では珍しくて良いなと思いました」と味わい深いキャラクターであることを語った。ニコラについて矢野さんは「純粋で真っ直ぐで可愛くて仕方ない」と話し、「第1話から衝撃的な展開が続いて、ニコラのおかげで物語のバランスが保たれているような、ある意味でバランサーでもあるのかな」と分析。石川さんは「人として尊敬する素直さや夢を追うひたむきさを持っている。見た目は可愛らしい女の子ですが、こうありたいと思うような性格をしていて憧れます」と絶賛した。

続いて、馬引監督から制作時のこだわりポイントについて語られた。本作の世界観を表現するにあたり、コップ一つ、窓ガラス一つとっても文化レベルを意識したとのことで、「薄くて透明なガラスは文化的にまだ製造できないレベルなので、教会のステンドグラスのようなごわごわしたガラスにしています。食卓にもガラスのコップは登場させていません」と語り、自身も大ファンである『ロードス島戦記』などの他作品も参考にしつつ、統一された世界観を作り上げていったことが明かされた。

そんな中、ここでサプライズゲストとしてアマノ役の川島さんが登場。両腕を広げた「T字」の恰好で登場し、会場からは笑いが漏れた。「実は先行上映会に応募したら外れてしまって、(スタッフに)話したら『じゃあ出ますか?』と言われて来ちゃいました」とお茶目にコメント。

アマノというキャラクターについて聞かれた川島さんは、「皆さんは犬か猫、どっちだと思いますか?」と呼び掛けた後「実は猫ちゃんです!」と話すと、会場が一瞬戸惑いの空気に。「フェザーと言う種類の猫ですよね?」と川島さんが馬引監督の方へ向くと、「いや、猫ではないです」ときっぱりと否定され、一同爆笑。「あれ、役作り間違えた…?」と話す川島さんに石川さんが「猫っぽさもあるから、間違えてはいないよ」とすかさずフォロー。さらに「猫ちゃんぽいと思って今日はこの服で来ました」と、なぜか可愛い虎のイラストが描かれたトップスをアピール。川島さんの自由なノリに笑いが絶えなかった。

最後はファンに向けて1人ずつメッセージを届ける。

川島さんは「原作がめちゃくちゃ面白くて、いろんな人に観て頂きたいです。随所にたくさん仕掛けがあり、ジェットコースターのように振り回される内容になっていますので、ぜひアマノが登場する第4話以降も観てください!」。

矢野さんは「一つだけネタバレするとしたら、ニコラはこの先も可愛いです!」と顔をほころばせ、「最後まで衝撃展開が続くので楽しみに観て頂けたらと思います」。

石川さんは「様々な人間ドラマも楽しめる作品になっています。現実と非現実の間で起きる、人間と非人間の扱い方の差など、ちょっとセンシティブな問題も考えて見られるので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです!」。

馬引監督は「制作現場では僕が最年長で、若いスタッフたちが一生懸命作ったアニメーションになります。たくさんの人に観て頂きたいと思っているので、放送が始まりましたら宜しくお願いします!」と意気込みを語った。最後は盛大な拍手に見送られ、本イベントは大盛況の内に幕を閉じた。

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原作

左藤真通

COMMENT

『この世界は不完全すぎる』アニメ化!?
うわー! 動いてるハガちゃん達が見られるんですか?
ということで、お話をいただいた際は本当に驚きました。
ああいうとき人間って「あ~そうですかぁ~」と、 混乱しながらリアクションを取るものなんですね。
今はとにかくどういうふうなアクションになるのか、 早く観たい! と毎日ワクワクしています。
原作もアニメに負けないよう、頑張っておりますのでよろしくお願いいたします!!

PROFILE

1980年生まれ。神奈川県出身。
第68回ちばてつや賞一般部門にて『無刻さん』が佳作を受賞。
モーニング連載作『アイアンバディ』を経て、『将棋指す獣』(新潮社刊)や『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(白泉社刊)では原作を担当している。

オープニング主題歌『No Complete』

Liyuu

COMMENT

Liyuuです!今回『この世界は不完全すぎる』のOP主題歌を担当させて頂きます!
『No Complete』は、また今までにない感じなLiyuuでした...!
音的に所々アニメの世界観とマッチして、なんだろう?!今はまだ内緒ということで、ぜひ曲を聴いて、アニメを楽しみにしてください!
この「足りない」気持ちをぜひたくさん味わってくれると嬉しいです!!

エンディング主題歌

村上奈津実

COMMENT

「LOOP」はTVアニメ『この世界は不完全すぎる』の世界観を大切にした曲調、歌詞にして頂きました。
特に歌詞は、登場人物の心情に重なるような表現になっているので、私も大切に歌わせて頂きました。
ぜひ、注目して頂きたいところです。
またジャケットやMVも作品の世界観に寄り添っているので、そちらも見て頂きたいです。

エンディング主題歌

田中ちえ美

COMMENT

エンディング主題歌を担当させて頂けると知った時はとにかく嬉しい!!の一言でした。
アニメの世界観と合わせたこちらの楽曲は、まるで冒険しているかのような、ワクワクした気分になれると思います。そして、とてもあたたかく、優しく寄り添った楽曲となっています。
この曲を聴いてみなさんが、自分の意志や選択、その道に進もう!という前向きな気持ちになってくれたら嬉しいです。
曲の雰囲気も歌詞も、アニメととてもリンクしているかと思います。
アニメと一緒にこちらの楽曲もぜひ楽しみに待っていてくださいね!!

監督

馬引 圭

COMMENT

最初に原作を楽しく読ませて頂いて、先の展開がこんなに読めないのは凄いなと驚きました。次はどうなっちゃうんだろうと。
毎回予想の斜めを行く面白い展開で早く次回が見たい、でもなんか次回見るのがこわい感じもする・・・みたいな(笑)。
連載中の現在もそのワクワクドキドキ感が常に維持されていて、それも凄いなと思っています。
自分が監督や演出家として関わるアニメ作品は、ありきたりでない個性のあるものの方が嬉しいなと常々思っているので、「この世界は不完全すぎる」のお話を頂いた時は「キター!!」と思いましたし、やりがいを感じました。
まだ原作も続いているので是非全部アニメにさせてもらえないかな~と勝手に期待してたりします(笑)

アニメで初めて作品に触れる方には、この予想のつかないストーリー展開と独特な世界観、キャラクターそれぞれの選択とそれによって巻き起こる これまた予想できない運命を見届けて頂きたいです。
アクション、コミカル、ギャグ、シリアス、ハード、ほっこり、色んな要素がジェットコースター的にテンポよく描かれています。小難しい要素はないので気軽に楽しんで頂きたいです。
原作を知っているという方も、アニメならではの部分「キャラや風景の色彩」「魔法などの表現」「声や音楽」など、こんな感じになったんだーと新鮮な気持ちで見て頂けるかと思います。

アニメを制作した100studioはできたてホヤホヤの新興スタジオで若いスタッフも多く、監督の私が40代半ばで最年長クラス。
これからどんどん経験も積んでいきおいを増していくような現場で、おじさん監督の私も日々若いエネルギーを貰っております。
キャストオーディションの時など「好きな声優さんいたりする?」など聞いてまわったり、くだけた雰囲気でとにかくフレッシュな現場です。

ハガ役

石川界人

COMMENT

ハガを演じます、石川界人です。
初めてこの作品の原作を読んだとき、デバッグがテーマであるということに驚きました。
ゲーム内での生活を楽しむのではなく、デバッガーとしてゲーム内のバグを検証し続けるハガに一社会人として共感するだけではなく、演じながらも応援することがたくさんありました。
あくまでゲームの中での話でありながら、その中でどのように物事に向き合っていくのかという人間の共感性や精神性にフォーカスしていてキャラクターたちの中にそれぞれの倫理を感じます。
自分だったらこの世界でどうするだろうと思いを巡らせながら皆さんなりの楽しみ方でご覧いただけると幸いです。

ニコラ役

矢野妃菜喜

COMMENT

私が演じさせて頂きますニコラはNPCの子でとにかく平凡な女の子ゆえに、素直で純粋で好奇心がかなり旺盛でめちゃくちゃかわいいんです…!
ニコラの表情豊かなところと、ハガさんのど真面目さのコンビはなんだかみていて微笑ましくなってきます。そしてニコラはとある秘密を持っているんですが、中々そこを演じるのが難しかったです。
物語が進むにつれて仲間が増えたりしていくのも楽しいポイントですので最後まで是非お楽しみに!

アマノ役

川島零士

COMMENT

どんな作品か⁉︎
僕、昔あるゲームでバグ技を使って動けなくなっちゃったことがあるんですよね(笑)
真っ暗闇な画面にキャラだけポツン…。え?全く動ない。…え?BGMだけやたら平和で怖いんデスケド…?
あ、しかもバグ技の手順的に変な場所でセーブしたから、もう二度と戻れないんだった……つ、詰んだ…(泣)

試しに想像してみてください。意識や五感もあるゲームの世界!さっき真っ暗闇の世界にポツンと突っ立ってるキャラがいましたよね?それがもし…"あなた自身"だったら……?そんな作品かもです。

アキラ役

高橋李依

COMMENT

オーディションの際に初めて原作に触れたのですが、デバッグ作業を起点としたお話の広げ方がとても面白く、あっという間にファンになり、今回のアニメ化に携わることが出来て嬉しいです!
アキラは後半に登場するということもあり、まず私は、前半メンバーたちの癖の強さを楽しもうかなと思っております。
ゲームあるある?ないない?にクスっと笑ったり、真面目なハガちゃんに力をもらったり、この世界にモヤモヤしたり。ご自身ならではの魅力を見つけて、お楽しみください!

サカイ役

谷山紀章

COMMENT

今や出尽くした感さえあるなろう系作品(私観)ですが
この原作を一読した時にブッ刺さった斬新さは忘れられないかも知れません
アイディア、世界設定、モンスターデザイン
もひとつ加えて声優…
多くの優れた要素が新たな視聴者を獲得するでしょう
異世界という普通ではない状況に置かれた人間ゆえに滲み出る
極限の邪悪さとそれを是としないぎりぎりの倫理観のせめぎ合い
今この時代のリアルを生き、同時に容易く妄想を飛ばせる現代だからこそ
この不完全すぎる世界を見届けて欲しいと思うのです

スミダ役

松田健一郎

COMMENT

隅田役の松田健一郎です。
原作漫画大好きなので出演できて本当に嬉しいです!!
もちろん単行本買ってます!!
フルダイブのMMORPGが舞台でバグやグリッチが明確に描かれていたり主人公たちが「デバッガー」というのが新鮮ですよね。
実際ゲームで遊んでいると度々遭遇する場面があったりとかゲームあるある満載でとても面白い作品です。
皆様是非お楽しみください!!

ジン役

小野大輔

COMMENT

この世界は不完全すぎる。そのタイトル通りの物語だと感じました。
どこまでも夢があるけれど、果てもなくて途方もなくて、不安で不完全で、だからこそ面白い。これからハガとニコラの生き様をぜひ見届けてください。

社長役

伊藤健太郎

COMMENT

オーディションの際、作品資料や原作に触れ、一気にその世界観に引き込まれました。
悪役然として登場する社長ですが、その内面に抱えている本質の部分、とても演じ甲斐のあるキャラクターでした。
もし自分が同じ立場になったとしたら果たして…⁉︎想像するだに恐ろしい(笑)アフレコも終始和やかに進み、楽しい現場でした!個人的には、サカイ役でご出演の紀章君と久しぶりに共演できて嬉しかったです!

ルゥ役

加隈亜衣

COMMENT

次回、第4話からアマノが登場しますが、ルゥはアマノとの関係が深い子です。この2人のやりとりが温かくて素敵なので、ぜひ皆様にも見守っていただけると嬉しいです。あと個人的に前半に出てくるとあるバグがツボでした!
ルゥはアマノ様呼びなので…どうぞアマノ様をよろしくお願いします。

ゲーデル役

小林ゆう

COMMENT

ゲーデルさんは孤独な少年で、村の中でまわりの人に助けられながら一生懸命生きていらっしゃる方です。ゲーデルさんには幸せになってほしいと願わずにはいられない位、純真無垢で無邪気なお姿が愛しいです。
好奇心に溢れていて頑張り屋さんで、そんなゲーデルさんを演じさせていただく中で深く胸に迫るものがありました。演じることができて心より感謝しております。
是非皆様にこの物語りをご覧になっていただけたら幸いです。来週の放送をどうぞよろしくお願いいたします。

山中役

前野智昭

COMMENT

ヤマナカのCVを担当させて頂きました。自分も大のゲーム好きなので共感を得るポイントも多く、とても興味深い役どころです。
バグ技と呼ばれる想定外のテクニックで楽しませて頂いたゲームも子供の頃はありましたが、改めて、いつも楽しませて頂いているゲーム業界へ感謝の気持ちが湧いてきます。
ゲームっていいですよね。ヤマナカが作中でどういった活躍を見せるのか、ぜひ見守って頂ければと思います。

宮崎アカネ役

新井里美

COMMENT

頭身のボディーに、猫のようなキュートな耳、そして、名はアカネ。
うほほっ♪大好きです、一目惚れです、アカネさんは新井にお任せください!!
という訳で、しあわせいっぱい、途中参加のくせに、最初っから出てましたよー、みたいな顔してスタジオに入り込み、のびのび楽しく、ついでに界人くんの笑いをとることを目標に、アカネさんを演じさせて頂きました。
ストーリーが面白いし、スタッフの皆さんも、キャストの仲間も、気のいいメンバーが揃っていて、続編をまたみんなで一緒にやりましょうっ!そう思える作品でした。
このふかのアニメ収録は、不完全なところなし!言う事なし、完璧でしたにゃ〜☆
皆様、引き続き楽しんでください。

アルバ役

松岡禎丞

COMMENT

起こり得る世界観なんですが、なかなかにえぐい描写もあります。物語が進むにつれてどんどんどんどん世界に感情移入できる作品になっております。
主人公を中心に目まぐるしく世界が変わっていくので、楽しんでいただけると思います。自分が演じたアルバも一筋縄ではいかないキャラクターなので、そこにもご注目いただけたらと思います!

溝口レン役

杉田智和

COMMENT

何かに仕える、信仰するという事は、何処か捉えどころが無い印象があります。
きっと自分以上に語られてしまうのかもしれません。
よろしくお願いします。

木下まゆ役

古賀葵

COMMENT

キノシタ役を担当させて頂きます、古賀葵です。
このタイミングで、新キャラクターとして作品に参加させて頂けるのがとても嬉しく、また、これまで紡がれて来た皆さんの輪を乱さぬ様にしっかりせねば…!と、身が引き締まる思いでもありました。
さらにキノシタさんはバグにより制限がすごくあるようで、逆にとても自由にできてしまう部分もあったので、どんな風に組み立てていくか考えるのが大変楽しい時間でした。
キノシタさんの登場によりハガさん達がどうピンチを脱するか、ぜひ最後までお楽しみください!